池袋の歯医者 宮田歯科池袋診療所

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歯科と耳鼻科3

弘進会 宮田歯科池袋診療所 院長小澤です。

歯科と耳鼻科の3回目です。

睡眠時無呼吸症なる病気をご存知ですか?就眠中に気道が閉塞して無呼吸の状態となり心肺に大きな負荷がかかり重症なケースにおいては心停止を引き起こし死にいたる事もある恐ろしい病気です。昔は、夜間寝ている間に亡くなってしまうためぽっくり病なんて言われていました。

この病気は、重症度によりますが、耳鼻科医の診断のもとにスリープスプリントという装置を入れることにより治療を行う事が有ります。夜間就眠中の下顎の位置を修正して気道が塞がらないようにして、無呼吸状態を改善します。この治療は耳鼻科医が睡眠時無呼吸症である事を診断しスリープスプリントの必要性が有ると判断した場合、耳鼻科医からの紹介状のもと私ども歯医者が患者様の歯型を採取し、下顎の位置を気道閉塞しない位置で噛み合わせを採取しスリープスプリント装置を作成します。舌根の沈下を防ぐ事により気道を確保して睡眠中の呼吸を安定させる事により無呼吸状態を予防することになります。

口腔と咽頭の境目ははっきりとしない部分が有りますので歯科と耳鼻科はこの点についても関係が深いのです。

睡眠時に無呼吸状態までは至らないが、イビキをかく方は気道が狭く空気の通りが悪いので就眠中少し低酸素状態になっています。この低酸素状態は就眠中の睡眠の深度を浅くしてしまうので、十分な睡眠時間を取っていても脳が十分休めていないため日中に眠気が出やすくなります。日中すぐに眠くなる方は、睡眠が浅い場合が多いのでこのような方もスリープスプリントを使用することで睡眠状態が改善され日中の生活が改善されますので、ご相談ください。

私ども歯医者は耳鼻科と連携を取って質の高い生活を応援いたします。

投稿日:2011年2月16日  カテゴリー:ブログ, 症例紹介

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