院長コラム

口角炎と口元のしわ

口角(唇の端)によく炎症を起こすと胃が悪いと思っている方が多くいますが、実は胃と口角に因果関係は有りません。口角炎の原因は噛み合わせが悪くなる事により発生します。単純性ヘルペスにより口唇(くちびる)に炎症が出現しますが、その場合には口角に限局しません。

歯の喪失により上下の歯の間隔が狭くなると口の周りの皮膚が余り唇(くちびる)の形が変わります。実は、歯が無くならなくても歯の摩耗や沈み込みでも同じような事が起こります。

このようなケースの大きな特徴は唇(くちびる)の形が「へ」の字になって口角が下がっています。その結果、口角に「しわ」が出来、その「しわ」に毛細管現象で唾液がしみ込み、本来唇ではない皮膚に唾液が長時間付いてしまい炎症が起こって口角炎となります。特に冬場で空気が乾燥している状況では乾燥と湿潤が定期的に繰り返され口角の皮膚の部分にひび割れが生じ頑固な口角炎となっている事が多いようです。

対症療法で口角炎に軟膏などを貼付して対応している事が多いようですが、完治しないと思います。やはり、原因を取り除くことが重要ではないでしょうか?良く口角炎のできる方は一度噛み合わせのチェックをお勧めいたします。

加齢とともに唇(くちびる)の形が変わり、特に「へ」の字になったとお感じの方や口角にしわが入り始めたとお感じの方や口角炎が頻繁に出来る方などは問題が生じている可能性が高いと思います。まして、歯の本数が減っている、歯槽膿漏などで歯がぐらついている方などは変化が大きいので早急に対応することをお勧めいたします。

治療により、いやな口角炎が治るだけでなく、口元を中心にお顔は確実に若かれし頃の状況に戻すことが可能で、アンチエイジングが図れます。

興味のある方は相談だけでも結構ですので、お気軽にお声かけください!

池袋 歯医者 宮田歯科池袋診療所

日時: 2011年8月 8日 15:21

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重力と腰痛(その2)

前回、噛み合わせ(咬合)が悪い事と腰痛に深い関係がある事をお話しいたしました。

まだまだ若く健康的な方ですと、多少無理もききますし、柔軟性もあるので症状が強く出ていないので「自分には関係が無い」と思っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、少し先の事を含めてイメージしてみましょう。

椎間板は軟骨であるため極めて修復能力の無い部品であるため、損傷を受けると元に戻る可能性がありません。変形を伴い位置に異常が生じる事で「椎間板ヘルニア」となる事は以前に紹介しましたが、さらに背骨一つ一つを構成している椎骨においても、ヘルニアが長引く事で左右不均衡な力がかかり続けると、椎骨の内部に骨が出っ張り「脊椎幹狭窄症(せきついかんきょうさくしょう)」に発展してしまいます。

ダルマ落としにおいてダルマが傾き始めると不安定になりダルマが落っこちてしまうように、背骨も余計な傾きが有ると長期間において上記のような変化が生じてしまうのです。

超高齢化社会の現在において、介護の問題は増大する社会保障費の大きな要素となっています。その中で、強度の腰痛により要介護状況となっている方が多くいますが、そのほとんどに「脊椎幹狭窄症」の病名が付いています。

背骨はいったんトラブルを抱えると簡単に治らないようです。予防の意識が大切ではないでしょうか?特に若いうちに腰痛の経験をお持ちの方は噛み合わせ(咬合)をチェックする事をお勧めいたします。2本足で歩いている限り、重力は大きな負担を背骨に掛けていますので、いつまでも元気で歩きまわれるような生活をしたいのであれば、積極的歯科治療や予防歯科の考えは大切かと思っています。

おそらく、神様が設定した本来の寿命は、現在の日本の平均寿命より短く設定されてされていたと思われます。

背骨に問題が起こらないようにケアーすれば、元気で長生きのチャンスは増えると思いますので大切にしてくださいね!

有名な「ピサの斜塔」も重力でだんだんと傾きがひどくなり、数年前に少し傾斜を戻し、さらに傾きが少しでも進まないように補強工事を行ったようです!ニュートンさん、重力に対するケアーがいかに大切かを考えるきっかけ作って頂きありがとうございました。

 

池袋 歯医者 宮田歯科池袋診療所

日時: 2011年8月 5日 15:33

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噛み合わせ(咬合)と腰痛

重力が腰痛に大きく関わっている事は前回紹介いたしましたが、噛み合わせ(咬合)と腰痛にどのような関係が有るかを紹介いたします。

噛み合わせ(咬合)に左右差があると、顎の関節は右と左の関節が下顎の骨で繋がっているために、左右のバランスを取る筋肉や関節に無理やひずみが生じます。結果、働きすぎの側の筋肉はオーバーワークとなり、筋肉が凝った状況になってしまいます。下顎には鎖骨や肩甲骨から筋肉が付着していますので、それらの筋肉にも影響が出て凝ってしまい、噛み合わせが原因の肩こりはこのようにして発生します。

左右差が有るため、肩こりにも左右差が生じ、肩のラインに左右差が発生して、左右の高さが異なった姿勢で知らず知らず生活する事になってしまいます。その生活が長く続くと脊椎に余計な湾曲が生じ長期間その状況が継続すると椎間板ヘルニアに発展してしまうのです。

重力が掛かっている環境では、一度でも一定方向に傾斜してしまうと、重力によりさらにその方向に傾斜が増してしまいます。要するにひとたび傾き始めるとどんどん傾いていってしまう事になるのです。

噛み合わせは、毎日何千何万回と噛んでいますので、一回は小さい力でも大きなエネルギーとなってしまい、噛み合わせを傾けるように歯をすり減らす事となります。

左右の目じりの延長を結んだ線と左右の唇の端(口角)を結んだ線が平行になっている方は少ないですが、特に、この差が激しい人は要注意です。さらに、左右のの歯並びに差が有る方や左右で歯の本数が違う方は要注意ですので、鏡の前でチェックしてみてください。既に腰痛が悩んでいる方、肩こりでもいつの同じ側ばかり凝っている方は、噛み合わせに左右差が無いかチェックしてください。

チェックの結果、明らかに左右差が有る方や既に腰痛や頑固な左右差のある肩こりでお悩みの方はご相談だけでもかまいません、お気軽にお声かけください。

腰痛は根本的に元に戻って治る事は有りませんので、重症化する前に対策を取る事がとても大切であると思います。この意味からも予防歯科の発想は大切と考えています。ただ単に虫歯や歯周病を予防するだけでなく様々な効果や意味を含んだ上で、弘進会宮田歯科池袋診療所では積極的歯科治療や予防歯科を展開しています。

噛み合わせをしっかりと安定した状態に保っておく事は腰痛予防に繋がり、晩年において車椅子に厄介にならず自身の足で歩け、元気で長生きの可能性を高めると思います。

池袋 歯医者 宮田歯科池袋診療所

日時: 2011年8月 1日 16:00

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