池袋の歯医者 宮田歯科池袋診療所

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歯と骨の関係

弘進会 宮田歯科池袋診療所 院長小澤です。

歯と骨の関係はとても深く、顎の骨の中から生えてきますので歯と骨は切っても切れない関係なのです。病気などの異常が無ければ乳歯は20本、しかも様々な形態の違った歯がきちんと整列して生えてきます。乳歯においては、よほどの事情が無ければほとんどの場合歯列不正なく綺麗に並びます。永久歯は20本の乳歯の下から生える歯にさらに乳歯の奥のあごの骨の中から8本を加え28本が生えてきます。親知らずと言われさらに4本がやはりあごの骨の中に出来てきますが、最近では生えてこず埋まったままになっているケースが多いかと思います。また、進化の過程で親知らずができない方もいますが、多くは変な角度で出来てしまい正常に出てこない方が多くなっています。

歯は骨の中で皮膚などを作る細胞が発端となり出来始めますが、あごの骨から出てくるエナメル質は皮膚と同じ細胞から完成します。完成に向けて、歯の根が少しずつ出来あがってきますが、歯の根と骨は直接に結合しておらづ歯根膜という皮膚を作る元の細胞と骨を作る元の細胞のコンビネーションにより作られる独特の繊維組織により結び付けられています。

大元の発生が異なる細胞から出来ている歯と骨を結び付けている歯根膜は不思議でかつ大切な存在なのです。

歯医者だからこそ感じますが、歯根膜のように上手く異なる存在や価値観を結び付ける事が出来れば、この世の多くいの争いや問題は解決できるのですが、、、、、

歯医者としてまた人として歯根膜のようなバランス感覚を意識して生活していきたいと思います。一生修行ですね!

投稿日:2011年2月23日  カテゴリー:ブログ

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