池袋の歯医者 宮田歯科池袋診療所

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纏足(てんそく)

中国に纏足(てんそく)という習慣があったことを知っている方は多くいると思いますが、要するに人間の成長期に圧力を掛けけて、成長しないように抑制力を掛け足が大きくならないようにしたのです。

最近気になるのですが、歯科でも同じような事象が見られるのです。

私ども人間は第2時成長期の頃に乳歯から永久歯に生え変わるのですが、最初に生えてくる永久歯は別名6歳臼歯と呼ばれる第一大臼歯で乳歯の一番奥の歯の後ろに生えてきます。一方最初に生え変わる歯は一番前の中央に生えている前歯です。一番力が掛かる奥の歯と体の真ん中を決める前歯が左右対称になって生えて、永久歯の一番前と一番奥の歯が基準となり噛みあわせが完成していきます。

健全な乳歯は最後まで踏ん張り、永久歯が十分成熟するまで存続しますが、虫歯等で問題を起こした乳歯は踏ん張りが利かず早く抜けてしまいますので、結果永久歯が本来より早く加重を受け、寸足らず状態になってしまうのです。歯が纏足(てんそく)状態になってしまいます。レントゲンで調べると標準の長さがあるのにお口の中で見るととても短い歯になっているケースを多く見かけます。

乳歯は生え変わるからといいと思っていませんか?乳歯も永久歯同様に虫歯にしてはいけないのです!興味のある方はお気軽に予防歯科にご相談ください。

投稿日:2007年2月26日  カテゴリー:ブログ

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